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TS系小説・夢の場所4

TS系小説・夢の場所4

オレに意識が戻ったとき、オレはソファに身体を預けるようにもたれていることに気付いた。
フカフカとした柔らかい感触が、オレの意識を暖かく癒やすかのように、再びの睡りの中へと誘う。
それがいつもテレビを見ながら眠ってしまう、安物だが相性のいい使いなれたソファだと気付いたとき、オレの意識は一気に覚醒した。
慌てて左右をキョロキョロと見回す。
ハタから見たら不審人物丸出しだっただろうが、あいにくオレの部屋にはオレ一人しかいない。
オレは息をするのも忘れて素早く自分の身体を見ると、そこでやっと安堵の溜息を漏らした。
巨乳は消えてなくなっているし、足もついている。
普段通りの、オレの、オレの身体だった。

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* * *


「何であんな悪夢を見たんだ、オレは……」
声ももちろんオレのもの。
あのか細い吐息とは全く違う男の声だ。
改めてあれが夢だったことを感じると、思わず涙が出て来そうになる。

しっかりと両の足でフローリングの感触を確かめながら立ち上がると、懐から携帯電話が床に落ちる。

……ここにきて違和感、それも非常に強い違和感を感じた。
「オレは昨日ベッドで寝たはずだよな……」
しかも、携帯電話もきちんと充電器にセットしたはずだ。
思わず電話を開くと、液晶に浮かぶ時間表示が目に入る。
……10:30

オレはいつも09:30には目覚める。
目覚ましもけたたましく鳴り響くし、もう長い習慣だ。
昨晩遅くまで起きていたと言うこともないから、あの凄まじい目覚ましの音を無視して寝こけていたということはないはずだ。
しかも、テレビを見ていたわけでもないからこのソファーで眠ってしまったということはないと思う。

そんなことを考えながら、オレは携帯を何となくいじる。
クライアントからのメールや着信がなかったかを調べるのは、朝一番のオレの日課だ。
見馴れぬ番号からの着信がある。
何となく気になって発信履歴も見てみる。
そこにも見馴れぬ番号と、そして110番。

……予想は付いていたが、やっぱりあの入れかわりは夢なんかじゃなかったようだ。

あの少女との入れかわりが現実だったとしたら、ソファで寝ていたことも、10:30の時計も、そして着信履歴も、大方の予想が付く。
オレと入れ替わった娘は、目覚めたあと、何が起こったのか判らぬままに、不安混じりに、だが久々の足の感触を楽しみながら、オレの部屋を物色して回ったのだろう。
そしてテーブルの上に置いてある充電器から携帯電話を取って、家族か友達の家にでも電話を掛け、警察にも電話をした。

……ちょっと待て。
したとしてもこんな話を誰が信じるんだ?
しかも下手したら犯人と疑われるぞ、おい。
オレの声で「わたしはさらわれてるんです、助けて!」なんて言ってたらシャレにならんな。

* * *


「はい、申し訳ございませんでした」
誰が見ているわけでもないが、ペコペコと頭を下げながら、オレは電話を切る。
彼女には悪いが、これで彼女のかけたのは悪戯電話と言うことで落ち着いた。

これで彼女とオレは無関係ということだ。
まあ元から無関係なんだが、また元に戻った彼女があんな目に遭っていると考えると悲惨だなと思わなくもない。
なんとも言えない後味の悪さだが、はっきり言ってオレに出来ることなど何もない。
ただ、何となくこのまま忘れてしまうのは彼女に申し訳ない気がしたオレは、今回のオレの体験を、彼女の家への電話のことまで、あますところなく大学ノートに書き綴っておくことにする。
その後一息吐いたオレは、缶コーヒーを冷蔵庫から取り出して、チビチビと飲みながら仕事を始めた。

5へつづく
ケータイ版5へ

※まずはごめんなさい。 エロシーンなしです(^^ゞ
※「オレ」はとくに彼女を助けようとはしません。 どうせもうあんな体験はしないだろうと思ってますもんね。 まあ世の中そんなに甘くはないんですけど(笑)

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