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小説・わたしの彼氏になりなさい11

小説・わたしの彼氏になりなさい11

その表情を見ていると、なんだか悪戯心がむくむくと湧き上がってくる。

緑はなんとなく首輪に手を当てて、そして何かを思いついたような表情で、

「ねぇ、富井君……?」

鈴のついたストラップと首輪を繋いでいるDリングの部分を親指と人差し指で持ち上げながら、

「リード、ある……?」

脳裏にペットガールの写真を思い浮かべながら、そう呟いたのだった。

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* * *

さて、恍惚の表情を浮かべながら美少女の滑らかな黒髪を撫でていた富井である。

いつもの凜とした雰囲気を残しながらも、なんだか蠱惑的な響きも含んだ声。

そして普段と違い、妖艶ささえ感じさせるような悪戯っぽい色を含んだ目許。

富井は大きくゾクッと背筋を奮わせながら、ズボンの後ろ側のポケットに手を突っ込んだ。

そして、先程収納ボックスから取り出してきたアイテムの一つ、電灯を浴びて鈍く輝く、銀色の細く長いチェーンを取り出すと、瞬間的に知恵の輪のごとく絡み合ったそれをカチャカチャと金属音を響かせながら一本のラインに修復していく。

まさに目にも止まらぬ早業である。

瞬く間に絡みや弛みを修正されたそのチェーンは、先端に取り付けられたリング部分の一部をスライドさせることにより他の金具と接続が出来るようになっており……

手慣れた仕種でDリングにチェーンが繋げられるのを、緑はただただ何も出来ずに見守ることしかできなかったのである。

* * *

一連の作業を終えて首輪から手を離した富井は、緑の「ヒッ」と小さく息を飲む声に我に返った。

──あ、あれ? 青山さん脅えてる!? ってちょっと待って! なんで首輪にチェーンが付いてるのっ!?

富井、さらに混乱状態である。

調子に乗って頭を撫でたりしていたものだから、その混迷の度は想像を絶する物であっただろう。

手を胸の前でおろおろと振り回しながら、どうしようどうしようと唇を土気色にさせている。

今にも赤いエクトプラズムを吐き出しそうである。

一方の緑はと言えば、富井の混乱ぶりを気にする余裕さえなく、こちらも慌てている。

富井に向けてDリングを差し出したまま、軽く小首をかしげた悪戯っぽい表情で固まっていた。

──ちょっと待って、ちょっと待ってっ! なんでリードをポケットに入れてるのよっ!

なんて考えながら、まさに大慌てである。

なんだか幸せな気分に『させられた』のがちょっぴり悔しかったのと、イニシアチブを引き戻しながらもペットっぽく『扱わせて』みたいな、なんていう気持ちで言った言葉だったのに、伝えて一分もしないうちにガチャリ、だ。

心構えが整っていなかったことも手伝って、拘束された、という思いが心を満たしていく。

先程首輪を付けられたときよりも強く感じるその感覚。

それは鈴の音を聞いたときと同じくらいゾクッと来るもので……

月の光で自由を取り戻したばかりの石像のようにビクッと身震いすると、緑は後ろに半歩腰をずらす。

それに合わせて弛みを失い、ピンと張る鎖。

チャリッと小さな音を立てるそれに気付いた富井は、「ご、ごめん」と声を発しようとして……

しかしその前に緑の声に遮られた。

「少しだけ待って、息を整えるから…… お願い」

小さな小さなその声に抗うだけの気概は、富井にはなかった。

* * *

「落ち着いた…… かな?」

富井の声に、緑は俯きながらも小さく頷く。

「そ、そう? よかった! あ、リ、リード……」

外そうか? と聞く前に、

「もう少し…… 緩めてくれる?」

緑が小さな声で答える。

「う、うん。 そうだよね? 緩めた方がいいよね。 ……これくらいでいい?」

ピンと張ったままだったチェーンが弛む。

「……ええ。 ありがとう」

ペタリと女の子座りのままの緑は、軽く頭を下げた。

──チリンッ……

澄んだ鈴の音が響き、そしてすぐに室内に静寂が戻ってくる。

「あ、暑いね! 何か飲む?」

僅かに高い富井の声。

「そう、ね……」

「な、なにがいいかな? お茶?」

富井が気遣うような顔で問いかける。

またすこし沈黙が続き、富井が少し困った顔になった頃……

「……にゅう」

緑が恥ずかしげに呟いた。

「え? ごめんね、青山さん。 もう一回……」

「……牛乳」

「え? あ、わかった。 持ってくるね!」

チェーンを足下に置いた富井は冷蔵庫に向かって小走りで駆け出そうとして……

「お皿……で……」

──チリンッ……

鈴の音と共に聞こえた言葉に、驚いて目覚まし時計に盛大に足の小指をぶつけた。

12へつづく
ケータイ版12へ

※微妙に進んでます。
※ツッコめなくてちょっと寂しい(^^ゞ

コメント

富井の肉体は確実に「ゆかりん」との練習成果を発揮していますね(笑
それともこれが富井本来のポテンシャル?でも心はついていけてないみたい(^^;
この分ならエクトプラズム吐きつつも着実に緑を追い込んでいけそうですね。

お皿で牛乳にワクワクが止まりませんっ!

>蟻と人形遣いさん

相当ゆかりん氏と特訓を積んでるんでしょうネ(笑)

富井も緑もアドリブに弱いタイプのようなので、気付いたら大変なことに、っていう感じになっていきそうな感じデス。

お皿に牛乳にどうドタバタを盛り込もうか考え中です(^^ゞ

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