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退行女装小説・水緒と楓8

退行女装小説・水緒と楓8

「あ、そうだ。 あとで水…… わたしの成績教えてもらってもいいかな? 点数は合わせておいた方がいいよね?」

「あ、そうだね、水緒ちゃん。 あとで教えてあげるね」

汗ばんできたオレのを手を握りながら、楓ちゃんがにこっと微笑んだ。

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* * *

通学路に出たせいか、オレや楓ちゃんと同じ格好をしている子が増えてきた。

オレの部屋は、水緒や楓ちゃんの通う≪時ヶ丘女学園≫から大体歩いて15分くらいの場所にある。

でも、駅へ向かう道からはかなり外れた場所だから、この道までくるのに10分くらいかかるのだ。

蒸し暑い中歩いてきたオレは、ドキドキと緊張しているのもあってか、背中や額から汗が時折流れていくのを感じながら、オドオドと楓ちゃんに引かれるままついてきたんだけど……

この太い道まで来て、楓ちゃんから借りた清楚な印象の白いハンカチで額を拭いながら歩いていたオレの足は完全に止まった。

──これは…… これは無理だ……

ひっきりなしに車が通り、自転車専用の線を引かれたゾーンを、ヘルメットをかぶった少女達が走っていく。

歩道には何人かで固まりながら、オレと同じ様な制服を着た沢山の女の子達が歩いているし……

この中を丸襟ブラウスにスカートなんていう女装姿のままで歩くのかよ…… これは無理だろ!

「水緒、急がないと遅刻しちゃうよ?」

楓ちゃんが、握ったオレの汗ばんだ手を強く繋ぎ直して、引っ張るように歩き始める。

学園生達の流れの中に、飲み込まれる楓ちゃんとオレ……

前には3人とも160センチを超えていそうな大人っぽい制服を着た子達が歩いているし、後ろには赤いカバンを背負った、背の低い子達が歩いているし……

「キョロキョロしちゃダメだよ、水緒。 普通にしててね?」

──いや、この状況が普通じゃないわけで、どう行動したら普通なんだよ……

オレはどうしたらいいのか分からずに、下を向きながらゆっくり楓ちゃんについていく。

自然に視界に入ってきた、汗でちょっと透けたブラウスから見える水緒に着せられたスポーツブラが、恥ずかしさをさらに煽り立てた。

「水緒、歩き方。 わたしの真似して歩いてみて? 目立っちゃうよ」

「え?」

言われて意識してみると、オレの歩き方と楓ちゃんや前の高等部の子達の歩き方が全然違うことに気付いた。

オレは歩幅大きめで、身体の前で腕を振っているけど、楓ちゃんは繋いでいない方の腕を腰より少し後ろで振りながら、小さめの歩幅で脚をあまり広げずに歩いている。

オレは楓ちゃんを横目で目立たないように見ながら真似をして…… こんな感じか?

「うん、あとちょっとだけ胸を張って? うん、そんな感じ。 上手上手!」

ニコリ、微笑みながら半歩先を歩く楓ちゃんがオレを見る。

「そ、そう……かな?」

オレも顔を上げて楓ちゃんを見ると、繋いでいた手をぎゅっと握ってくれた。 なんだか少し嬉しくなる。

──あ、楓ちゃんもブラ、透けてる……

でも別に恥ずかしそうにはしていない。 周りに女子ばっかりだと気にならないものなのかな。

「……あれ?」

前を歩いていた人たちが、左右にばらけはじめた。

道は三叉路になっていて、俺達の前を歩いていた高等部の3人はそのまままっすぐ。 小さい子達は右側の道へ。 そしてオレ達と同じ制服を着た子達は左側の道へ。

オレの手を引く楓ちゃんは、中等部の子の川に、流れるようについていく。

あちこちでキャーキャーはしゃいでいる女子達の黄色い声。

昨日のテレビに出てたイケメン芸人の話とか、今日のテストの話題とか、夏休みの話とか。

聞くとは無しに聞こえてくる女の子同士のあけすけな会話に、なんだか妙に居心地が悪くなってくる。

ってそりゃそうだ。 高等部も卒業した男が、中等部の女子達に混じって登校してるんだから。

オレはまたなんとなくうつむく。

その拍子に視界に入ったオレの着ている物──可愛らしい丸襟とえんじ色のリボン、そして紺のプリーツスカート──を見ていると、さらにドキドキと心臓が高鳴ってきた。

うわ、すごく恥ずかしい……

そんなオレを見ていたのか、手を引きながら歩いていた楓ちゃんがさっと近付いてくると、

「大丈夫だよ、水緒。 もっとリラックス、して?」

小さな声で励ましてくれる。

耳元で聞こえたその声に、なんだかドキッとしながらも、軽く深呼吸。

ふぅ、と小さく息を吸って、吐き出しながら顔を上げた。

楓ちゃんは、にこっと微笑むとまたオレの手を引きながら、先に立って歩き出す。

会話は相変わらず耳に入ってくるけど、出来るだけ気にしないようにしながら楓ちゃんに引かれるままに歩き出すオレ。

──それにしても……

目立たないように視線を動かしながら前を見ていたオレは、小さく溜息をつく。

──やっぱりオレより背が高い年下の女の子がこんなにいっぱいいるってのはショックだなぁ。

前を歩いている子達もオレより背が高い。 この子達は3年生…… なのかなぁ。

高等部に行ってる頃も、女子でもオレより背が高い子はたくさんいたんだけど、オレよりうんと年下の子達にまで抜かされてるってのは、やっぱりちょっと悔しい……

「って、え? 楓ちゃん、どうしたの?」

突然立ち止まった楓ちゃんに、オレは小さな声で問いかける。

「静かにして、水緒。 喋らないでいいからわたしの真似してて」

そう言うと、なんだか緊張した顔の楓ちゃんは、オレの手を取って道の脇に寄った。

そのまま頭を30度くらい下げて、手を腰の前に揃える。

その直後……

「おはようございます、おはようございます、おはようございます」

これがあの楓ちゃんの声かと疑うような大きな高い声で、一回一回語尾を上げながら突然挨拶を始めた。

オレはなにが起こったのか分からずに、オロオロしながら棒立ちのままだ。

そんなオレの前に、オレよりも10センチは背の高そうな、オレ達と同じ制服を着た女の子が立ち止まる。

「佐藤、なんで挨拶しないの? もしかしてあたし、後輩に舐められてんの?」

そんなことを言いながら、威圧するようにその子はオレを見下ろしてきた。

「せ、先輩! 水緒は今日ノドの……」

「アンタ今日テスト終わったら部室でケツな! 10発!」

楓ちゃんを無視して、その『先輩』はオレの口の左右に親指と人差し指をあててギュッとつまみながらそう言うと、興味を失ったように中等部の校門へ向かって歩いていく。

オレはただ呆然とその後ろ姿を見送ることしかできなかった。

9へつづく
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※これで書き上がっている部分まで全部です。
※これが書きたかったんですよネ、先輩からのしごき。
※「先輩への3回挨拶」は、女子部ならではのもので、当時憧れてました。
※下っ端って感じがしていいですよね。 わたしもやってみたい♪

コメント

かなり年下の女の子に翻弄されっぱなしの主人公が素敵です。主人公のMっぷりに乾杯。

>syoさん

コメントありがとうございます〜
普段のオブドルと違うテイストなので、どうかな、と思ってたので超嬉しいです。

強気な感じなのにものすごい勢いで流されてる主人公のMっ気をお楽しみ頂けたら嬉しいです♪

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