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退行女装小説・水緒と楓2

退行女装小説・水緒と楓2

オレの仰向けになった身体の上に全身を乗せた体勢の水緒は、小声で何か言っているが、如何せん涙まじりの声のせいでどうにも要領を得ない。

とりあえずオレはゆっくりと手を上げながら、水緒の頭を撫でつつ、もう片手で自分のジンジンと痛む後頭部を撫でるのだった。

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* * *

「だめだよぅ、それじゃお兄さんもわけがわからないでしょ?」

そんな鈴を鳴らすような静々とした声が聞こえたので、オレは扉を水緒の頭越しに見上げた。

「はい?」

聞き返すオレの言葉に応えて、「あの、すみません…… 入ってもいい、ですか?」なんて声が聞こえる。

オレが「どうぞ」と促すと、続いて部屋に入ってきたのは…… これはまたエラい美少女だな。

なんだか不安そうに、キョロキョロしながらワンルームに入ってきた中等部の制服を着たその少女は、水緒に押し倒されたオレを見て目を丸くする。

「え!? この人が従兄のお兄さん!?」

すごく驚いた声でパチパチと瞬きしながら可愛らしい声が漏れた。

「うわぁ、本当にそっくりなんですね…… 身長もほとんど同じだし……」

遠慮がちに近寄ってくる日本人形みたいな女の子。

──いや、悪気はないんだろうけどちょっと傷ついた。

この間水緒に会ったとき、背中合わせをやらされて「背が追いついた!」とか言われたときほどはショックじゃないけど、それでも見知らぬ女の子に言われるとやっぱり厳しいものがある。

その後見せて貰った身体測定の結果に載っていた水緒の身長は155センチ。

オレは155.8センチ。 高等部時代からのコンプレックスでもあったけど、同級生より背が低いのは慣れていたし、諦めてもいたから…… まぁいいんだけど。

いくらなんでも初等部の1年の頃から知っている水緒に追いつかれたとわかったときは、どうにも泣きそうになったもんだ。

体重はオレの方が3?勝ってたけどな。

そんなつまらないことはさておき、目の前の美少女だ。

「え〜っと…… 水緒、この子は?」

オレは戸惑いながら、黒髪をやはりショートカットにした、大和撫子そのものと言った感じの少女を指差しながら問いかける。

「スン…… 楓ちゃんだよ…… 親友なの……」

超至近距離から鼻声の水緒の声で紹介を受ける。

「……好きになっちゃダメだよ?」

「オレはロリじゃないっつーの! イヤ、まぁすごい美少女だなぁとは思ったけどさぁ」

超美少女、とのつぶやきを聞いて、張本人、楓ちゃんが顔を赤くする。

「そんな、わたしなんて……」

もじもじと指を絡めながら頬を染める楓ちゃん。

──なんだこの可愛い生き物。 いやいや。

オレはロリじゃないから普通に愛でるような感覚で見ている。 ホントだ。 まぁこんな子が中等部時代におんなじクラスにいたら絶対口説いて…… 無理か……

「……って、いいからそろそろオレの上から降りてくれ。 女の子が男の身体にまたがるもんじゃありません!」

ようやく泣きやんだ水緒が、ゆっくり立ち上がる。

オレもようやく上半身を起こすと、水緒の同級生らしい楓ちゃんに向けて、とりあえず水緒がこんな状態でオレの家に来たワケと、楓ちゃんがついてきたワケについて、簡単に説明を求める。

──どう見ても水緒より楓ちゃんの方が説明とか上手そうだしな。

「その、水緒の事情はご存じ……ですよね? お父さんの……」

オレはコクリと頷く。

「それで、そのお父さんが突然昨晩になって時間を作ったから明日──今日ですね──会えないか、って電話してきたそうなんです」

「なるほど。 良かったじゃないか、水緒」

水緒に向けてかけた言葉を楓ちゃんが遮る。

「あの…… それが、あんまり良くなくて…… 今日は大事な試験があるんです。 でも、水緒はどうしてもお父さんと会いたいって言っていて……」

「うん、それでこの間近衛兄ちゃんに会ったときのこと思い出して……」

──ん? なんでそこでオレのことを思い出すんだ?

ワケがわからない、と言った表情のオレに向けて、楓ちゃんが爆弾発言をした。

「その話を聞いて、会わせて欲しいってわたしがお願いしたんです。 それで、これだけそっくりなら大丈夫そうって思いました」

「えっと、なにが大丈夫そう?」

「眉毛の形だけ整えて、髭も薄いですからキレイに剃って、薄くお化粧してウィッグ被せて……」

ものすごい真剣な顔で美少女がオレの顔を見る。

ほっそりとした顎に手を当てて、思案投げ首でオレを見ていたが……

「ご、ごめん、いったい何を……」

年下の美少女の絡み付くような視線に狼狽するオレ。

上半身だけ起こし、座り込んでいるオレに視線を合わせるように小柄な楓ちゃんがしゃがみ込む。

「お兄さん、水緒と入れ替わって試験、受けてあげて下さい!」

3へつづく
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※3話目は今晩中にリリースします。
※1話目だけでは意味が分からないという(^^ゞ
※いつもは書きながら人物設定を作っていくので、書く前に人物設定を考えたから書き始めるまでが長かったわ(^^;

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