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小説・わたしの彼氏になりなさい7

小説・わたしの彼氏になりなさい7

どれを開いてもあれを開いてもどのページもすごいアイテムだらけのようで、緑のドキドキはもうすごいことになっていた。

「青山さん、これだよ!」と首輪を取ってきた富井の声も耳に入らないほどに。

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* * *


「これも…… すごい……」

緑がぶつぶつと呟きながら、机上でマウスを走らせている。

富井のことなど全く眼中にないようだ。

熱病に冒されたガラパゴスオオアオサギのような瞳で緑の背中を見つめながら、富井はもう一度声をかける。

「青山さん、これだよ」

室内には、緑の溜息のような「ふぅ……」という音と、そしてマウスの滑る音、そしてクリック音だけが静かに響く。

富井はゆっくりと首輪を右手で軽く持ち上げながら、左手で緑の肩を軽く叩こうとして、しかし一度手をフラフラと揺らし、そのまま肩を落としながら両手を下げ……

もう一度、意を決したように緑の背中 ──流麗な黒髪を見つめると、「あ、青山さん!」と上擦りながらも大きな声で呼びかける。

その声に、緑の背筋は跳ねるようにビクンっ!と伸びて、ハッとしたように首を揺らし、そしてゆっくりと富井を振り返る。

「な、何かしら!?」

──普段より3オクターブは高い。 緑、動揺がバレバレである。

「そ、その…… これ、なんだけど……」

富井がその手に持った黒革の首輪を緑の視線の高さまで持ち上げる。

「こ、これね……」

緑は首輪に顔を近付けてそれをしげしげと見つめた。

黒い革製の首輪。 犬の首輪とは違い、幅はそれほど無いし、分厚くもない。

いわゆるプレイ用の首輪である。

先程ネットショップの写真で見ていたものが突然目の前に現れたことで、さらに混迷の度を深めたのか。

もう目を回してしまいそうな程ドキドキと高鳴る心臓の鼓動を感じながら、緑はもう一度パソコンのモニターを振り向いて……

ゆっくりと両手を長い黒髪に差し入れ、撫で上げるように持ち上げていく。

富井はこのあまりに突然のことに、緑に輪を掛けて混乱したまま、剥き出しになった白いうなじを呆然と見つめる。

白い肌。 そこから伸びる美しい髪。 絶妙なコントラストは、富井が思わず鼻を押さえ、出血していないのを確認しなければならないほどの破壊力があった。


一方緑はと言えば……

──え!? あれ!? え!? わたし、なにをやっているの!? なんで!? えー!?

それはもう絶賛大混乱中である。 それはそうだ。 首輪を見せて貰おうとしたはずなのに、なんで自分から首を見せているのだ。

自分のポーズを自覚した途端、全身が熱くなるのを感じる。 別に性的にではない。 羞恥のためだ。

目の前のうなじにいきなり朱が浮き上がってくる瞬間を見た富井は、その美しさに思わず手を伸ばす。

直前で一瞬躊躇ったあと、しかし我慢出来なかったのかゆっくりと手のひらをその白いうなじに触れた。

──ペタっ

「んっ……」

むずがるような緑の声。 普段は凜とした緑の声とは到底思えない。

その赤ん坊のような甘い声に誘われるように、富井は一度手を離すと、スッと深呼吸して、黒革の首輪を緑の首に近付けていく。

「はぁ、はぁ……」

呼吸が荒い。 富井の吐息が? 緑の吐息が? 二人には、その呼吸の音がお互いどちらの呼吸の音かも分からなくなっている。

両手を伸ばし、そして、首輪をそっと緑の首に回していく…… 

指が滑る。 指が震える。

緊張したまま身じろぎ一つしない緑の首になんとかそれを一周させ、ホウっと一つ大きな息をする。

あとは首の後ろ側、金具でそれを止めるだけだ。

ブルブルと震える指を何とか動かして、真っ赤な顔になりながら、富井は金具に首輪の穴を合わせ、しかし指を滑らせる。

慌てずにトライすればいい。 もう一度だ。

富井は朱に染まった緑の耳を見て、グッと唾液を飲み込むと、普段の器用さが嘘のように形を潜めた指先を叱咤して、首輪の穴を金具に固定することに成功した。

「けほっ……」

緑の咳き込む声が聞こえて、富井は慌てて一つ金具を緩める。 今度は手間取らずに出来た。

人差し指を首と首輪の間に差し込んで軽く調整する……

──うん、大丈夫!

自分と「ゆかりん」で幾度となくやったことだ。 充分に余裕はあるはず。

緑は富井の指が離れていくのを感じると、そっと自分の首元を見やる。

ぶるぶると震える湯先で、黒革の首輪と、そしてそこにぶら下がった大きな鈴に触れ、ゴクリと喉を鳴らすのだった。

8へつづく
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※書いているわたしがドキドキしました(^^ゞ
※田中と涼子よりも初心かもしれません、この二人。
※スピーカーはもうちょっと待っててネ。

コメント

緑かわいすぎです。
富井がうらやましい。

>syoさん
コメントありがとうございます。
わたしの彼氏8をリリースしましたのでどうぞ♪

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