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人形小説・ビニールドール6(涼子)

人形小説・ビニールドール6(涼子)

わたしは田中の手でビニール人形の中から引きずり出されながら、ああ、バレちゃったのかぁ、なんて気怠い頭で考えて。
力の入らない身体を動かして、床にぺたりと座り込んだのだった。

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* * *

ぺたりとお尻を床につけて膝を立てた姿勢でわたしはただただ呆然と座り込む。
急にほぼ密閉されたところから外に出されたせいなのか、なんだか見ている景色に現実感がない。

フラっと視線を上に向けると、そこに見えるのはコンクリート製の年季の入った天井と、灯の入っていない細くて長い蛍光灯。 二本ペアで丁度テーブルの真上辺りに取り付けられている。
そこから視線を降ろしていくと、右に長テーブルの足。 そして左に田中の土下座姿。
なんだかわからないけど、すごくオロオロしていて顔が真っ青。 大丈夫なのかなぁ、なんていうことをまだボウッとしたままの頭で考えながら、目をパチパチとしばたたかせる。
さっきまで視界いっぱいを一面ビニールに覆われていたせいで、突然開けた視界にすごく戸惑いを感じた。 少し目が痛くて、涙が滲んでくる。

「すまん…… イヤ、正直オレにも何が起こってるのか良くわからんが、オレがお前にとんでもないことをしでかしたことだけはわかる。 本当にスマン!」

もう、これこそ土下座! と言いたくなるような土下座をした田中が、突然そんなことを言い始めなかったら、わたしは多分もっと長い間呆然としたままだったかもしれない。

……えっと。 あれ? ん? とんでもないこと? ……ああっ! そうだ! わたし、田中とエッチしちゃったんだ!

いきなり頭が回り始める。 ああ、そうだ。 田中がわたしを人形みたいに抱いたんだよね。
でも、それってわたしが人形のフリとかしてたせいだし、田中が謝ることは……
あっ、そっか。 田中はなんでわたしが人形のフリなんてしてたのかわかってないんだ。
そっかぁ。 それはそうだよねぇ。 こっそり一人でダッチワイフ相手にオナニーしたつもりだったのに、実は女子とエッチしてました、なんて、ワケがわからないんだろうなぁ。
わたしも絶賛大混乱中だけど、もしかして田中も同じなのかな?

「あの…… なんて言ったらいいのか……」

頭を床にくっつけて、手を膝の前に置いているせいで表情が見えない田中に向かって、わたしは小さな声で声を掛けた。
いや、だってこんなムチャクチャなことになっちゃったのって、ここにダッチワイフを置いておいたヤツが元凶だけど、パニクってそれを着込んじゃったわたしのせいでもあるワケで。
なんて言ったらいいのかホントにわかんないけど、とりあえず田中には頭を上げて欲しいな、なんて思う。

「イヤ、なんにも言わなくていい。 その、なんだ。 一生掛けてでもお前に償いをするよ」

……はい!?

え、えっと!? え!? 田中?
今なんておっしゃられましたのでございます?

え、え、えぇっ!?

田中、それ、それ、もしかして、って言うか、もしかしなくても……

「あの…… 田中? そういうのってまだ早いっていうか……? 学園卒業してからもう一回言って欲しいっていうか……? あの…… その……」

だって、一生なんて、もう、田中ってば、そっかぁ。
そっか、そっか。 なーんだ。 うふふ、そうだったんだぁ。

「ありがとう、嬉しいよ」

うわ、なんか涙出てきそう。 さっきまでパニクって泣きそうになってたのとは違って、幸せの涙。





「ありがとう、プロポーズ♪」





田中もわたしを好きでいてくれたなんて、もう最っ高! 嬉しすぎる!
しかもプロポーズまでされちゃうなんて。 わたしはそこまで考えてなかったけど、でも、田中とだったらそれもいいよね♪
うん、本当に、最高の気分!

田中も土下座をやめて、なんだかすごく真面目な顔でわたしを見つめてきたりして、うわ、なんかすごく恥ずかしい……
それに、田中ってば、アレ出しっぱなしだし!
目のやり場に困っちゃうよ〜! って、あ、わたしも足にビニールが引っかかってるだけで裸だし!
でも田中、わたしが裸なのに気にならないのかな、真剣な表情でわたしの顔を見つめてるし……

「わたしもずっと田中が好きだったから、さ。 良かった、うん。 なんかとんでもない初体験になっちゃったけど、また後でゆっくり、今度はちゃんとしよう、ね?」

うわ、田中の顔が近すぎて、すごい照れくさい! うわ、顔が熱ーい! うわぁ、恥ずかしいよ!

……そうだ、こういうときは笑って誤魔化しちゃおう。 ニコっ♪、なんて。

「ほんどうにうれじい…… 夢み゛だい゛!」

ぎゃーっ、わたしの声、涙声でヒキガエルみたいになってるぅ!
今のナシ、ツッコミ禁止! っていうか!
あーん、恥ずかしいよぉっ!
わたしは思いっきり田中に、自分の顔を見られない様に抱きついて、肩の辺りに顔を埋めた。

「……あっ」

うわ、うわ、うわっ! 田中に抱きしめられちゃった!

「涼子が好きだ……」

優しくて甘いささやき声に、なんだか力が抜けて身体が溶けそうな気分になってくる。

……わたしも田中が大好きだよ。

そう返そうとして、田中の顔を見上げたら。
キス、されちゃった。
うわ、うわ。

チュ、クチュ……

クチュ、ジュル……

田中のベロがわたしの口の中をかき回すたびに全力で溶けそうな気分になっていく。

……キスって、いいね。

わたしはもう、身体中に力が入らなくなって。
田中に向かって倒れかかる様になりながら、体重を預けた。

わたしの裸の背中に回された田中の腕と、そしてお腹に当たるアレの感触が、なんだかすごく嬉しくて愛しくて、いつまでも抱きしめられていたいな、なんて思ったら、また顔が熱くなる。
だから、わたしももっとギュッと唇を押し当てて、田中の温もりを感じ取ろうと一生懸命になってしまった。

7(涼子)へつづく
ケータイ版7(涼子)へ

※うはっ、これは書いてて口の中が甘くなってきました(^^ゞ
※ドールでもエロでもなんでもないけど今回は許してネ。
※次回は本編5話後半の予定です。 甘々のスーパー買い物とかいらないよネ?w

コメント

甘あ゛ぁぁぁぁぁぃいっっ!
この話の感想はもうこの一言に尽きますね(笑
しかし甘党の私はこんなことでは挫けない!
「甘々のスーパー買い物」とて出されたなら完食してご覧に入れませう!
そして「夜に頂く大人の甘さ」も濃厚であることを期待しつつ、
洋酒をスタンバイして待っています。

田中が「何が起こったかよく考えている」ときの表情は、涼子視点では
「真剣な表情」に見えているってのがまた面白いですね。

>人形遣いさん
おお、甘々間食して頂けるのですネ!
甘々部室、甘々スーパー、と繰り出して甘いラストシーンに辿り着けるように頑張りますw

>また面白いですね
こういう時って無条件に相手が格好良く、可愛く見えるものなんですよね(^^)

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