小説・沢口探偵事務所6
小説・沢口探偵事務所6
ツルツルとして、安っぽい光沢を放った肌色の人形が鏡の中に映る。
その人形は、両手をヒザにあてて、股間を広げたまましゃがみ込んでいた。
でも、そんな相撲取りみたいなポーズを取っているのは、女らしい細い身体付をした…… マネキン人形。
そんな有り得ない光景をもっと異様な物に感じさせているのは、股間にある剥き出しの薄い毛と、縦すじ…… そして、そのマネキンの『顔』。
涙の線を幾筋も残した恥ずかしげに赤く染まった頬が印象的な……
わたしの顔、だった。
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ケータイ版1へ戻る
* * *
力ずくで身体を無理矢理動かされたせいで、わたしはまた少し怖じ気づいていたのかもしれない。
気付くと、目の前にあのヒヒジジイが近づいて来ていて、何かを金糸の入った派手で趣味の悪いガウンのポケットから取り出そうとしていた。
……何なの?
そう思ったときにはヒヒジジイがわたしの前にしゃがみ込んで、わたしの剥き出しの…… 股間に指を入れてきていた。
……イヤだ、気持ち悪いっ!
節くれ立った、というより節しかない様なカサついた指がわたしのアソコの中に一気に進入してくる。
指はわたしの中の暖かさ、柔らかさを確かめる様にグニョグニョと蠢いて、その度に感じたくもない感触を、わたしの粘膜に送り込んでくる。
グッ、と口の中に酸味を帯びた何かが胃の方から逆流してきて、わたしは反射的にそれを飲み込んだ。
そんなわたしのことなんて気にしていない様に、ヒヒジジイは指を増やして、二本の指がわたしの奥をかき回す。
また口の中に酸味が広がったときに、ヒヒジジイの指はわたしの中から抜けていった。
「ほ、そこそこ使ってあるようだが…… なかなか良いな、これは」
しわがれ声で愉快そうに、ホ、ホ、ホ、と笑いながら、わたしの表情など見もしないで、今度はわたしのお尻の入り口の辺りをいじりはじめる。
……っ!
体中に鳥肌が立つのが分かった。
もともとお尻の穴の経験がほとんどないわたしに、このヒヒジジイの枝みたいなカサカサした指がお尻の入り口を撫で回す感触はおぞましすぎる!
わたしは反射的に腰を苦そうとして、思い切り前方に力を込める。
それでもこのマネキンの縛めはビクともしなかった。
こんな不自然なポーズなのに、足が床に固定されているせいで前に倒れたりもしない。
それでもわたしは望みを込めて思い切り前に体重を掛けてみる……
口を無理に広げられるときにも似た、ウンチがお尻からでるときの感覚がして、すぐに干からびた指が進入してくるのがわかった。
新三郎に弄られたことはあるからお尻の穴に何かが入ってくる感じは初めてじゃない。
でも、わたしが本気で好きじゃないって言ったら止めてくれたから、こんなに奥までグニグニとお尻の穴の中を弄られるのは初めてだった。
カサついた指の関節がわたしの柔らかい粘膜を引っ掻き、蹂躙していく。
まるで品定めでもしているかの様に、強引に侵入し、引っ込んで、また奥へ……
* * *
おぞましさに耐えられずに、意識がブラックアウトしそうになったとき、急にヒヒジジイの指がわたしの中から出ていった。
「なかなかほぐれんなぁ…… まぁ良い」
そんな声が聞こえたかと思うと、わたしの視界にねっとりした茶色い物がこびりついた指が現れた。
これは…… わたしの……
ヒヒジジイはまるでそれを見せつけるみたいに目の前で指をちらちらさせてから、すぐにそのままわたしの頬にそれをなすりつける。
乾いた枯れ枝みたいな指に頬をなでられる気持ち悪さ。
すぐにそれが離れてホッとする間もなく、わたしのウンチの悪臭が鼻に飛び込んでくる。
反射的に拭き取ろうと腕を動かそうとして、また固められていることに改めて気付かされた。
屈辱感で胸がいっぱいになる。
顔にウンチをなすりつけたヒヒジジイは、またその指をわたしの股間に持って行く。
そして、さっきから片手に隠していた何かを、わたしのお尻の穴に…… 押し込んだ。
さっきよりも荒々しい手つきで、骨張った指が二本、わたしの中へ中へ、奥へ奥へと伸びていくのが感じられる。
込み上げる吐き気が堪えきれないほどになってきた……
でも、ヒヒジジイの指は、今度はやけにあっさり引き抜かれた。
……?
なんだろう。 抜かれたはずなのに、お尻の奥に変な異物感がある。
わたしは慌ててお尻に力を込めようとして……
ヒヒジジイとスーツ男の視線を感じて、グッと我慢する。
だって、そんなことをしたら絶対にウンチも一緒にでちゃうじゃない!
わたしはウンチスタイルのまま、男達を睨み付ける。
一体何を入れられてしまったんだろう……
そんなことを考えたとき、わたしのお腹から盛大にグルグルという男が鳴り響き始めた。
7へつづく
ケータイ版7へ
※エロモード全開デス(笑)
※主人公は今のところ崩壊せずに頑張ってます。
※やっぱりこんなヒヒジジイにこんなことされたらおぞましさしか感じないよネ(^^;
ツルツルとして、安っぽい光沢を放った肌色の人形が鏡の中に映る。
その人形は、両手をヒザにあてて、股間を広げたまましゃがみ込んでいた。
でも、そんな相撲取りみたいなポーズを取っているのは、女らしい細い身体付をした…… マネキン人形。
そんな有り得ない光景をもっと異様な物に感じさせているのは、股間にある剥き出しの薄い毛と、縦すじ…… そして、そのマネキンの『顔』。
涙の線を幾筋も残した恥ずかしげに赤く染まった頬が印象的な……
わたしの顔、だった。
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力ずくで身体を無理矢理動かされたせいで、わたしはまた少し怖じ気づいていたのかもしれない。
気付くと、目の前にあのヒヒジジイが近づいて来ていて、何かを金糸の入った派手で趣味の悪いガウンのポケットから取り出そうとしていた。
……何なの?
そう思ったときにはヒヒジジイがわたしの前にしゃがみ込んで、わたしの剥き出しの…… 股間に指を入れてきていた。
……イヤだ、気持ち悪いっ!
節くれ立った、というより節しかない様なカサついた指がわたしのアソコの中に一気に進入してくる。
指はわたしの中の暖かさ、柔らかさを確かめる様にグニョグニョと蠢いて、その度に感じたくもない感触を、わたしの粘膜に送り込んでくる。
グッ、と口の中に酸味を帯びた何かが胃の方から逆流してきて、わたしは反射的にそれを飲み込んだ。
そんなわたしのことなんて気にしていない様に、ヒヒジジイは指を増やして、二本の指がわたしの奥をかき回す。
また口の中に酸味が広がったときに、ヒヒジジイの指はわたしの中から抜けていった。
「ほ、そこそこ使ってあるようだが…… なかなか良いな、これは」
しわがれ声で愉快そうに、ホ、ホ、ホ、と笑いながら、わたしの表情など見もしないで、今度はわたしのお尻の入り口の辺りをいじりはじめる。
……っ!
体中に鳥肌が立つのが分かった。
もともとお尻の穴の経験がほとんどないわたしに、このヒヒジジイの枝みたいなカサカサした指がお尻の入り口を撫で回す感触はおぞましすぎる!
わたしは反射的に腰を苦そうとして、思い切り前方に力を込める。
それでもこのマネキンの縛めはビクともしなかった。
こんな不自然なポーズなのに、足が床に固定されているせいで前に倒れたりもしない。
それでもわたしは望みを込めて思い切り前に体重を掛けてみる……
口を無理に広げられるときにも似た、ウンチがお尻からでるときの感覚がして、すぐに干からびた指が進入してくるのがわかった。
新三郎に弄られたことはあるからお尻の穴に何かが入ってくる感じは初めてじゃない。
でも、わたしが本気で好きじゃないって言ったら止めてくれたから、こんなに奥までグニグニとお尻の穴の中を弄られるのは初めてだった。
カサついた指の関節がわたしの柔らかい粘膜を引っ掻き、蹂躙していく。
まるで品定めでもしているかの様に、強引に侵入し、引っ込んで、また奥へ……
おぞましさに耐えられずに、意識がブラックアウトしそうになったとき、急にヒヒジジイの指がわたしの中から出ていった。
「なかなかほぐれんなぁ…… まぁ良い」
そんな声が聞こえたかと思うと、わたしの視界にねっとりした茶色い物がこびりついた指が現れた。
これは…… わたしの……
ヒヒジジイはまるでそれを見せつけるみたいに目の前で指をちらちらさせてから、すぐにそのままわたしの頬にそれをなすりつける。
乾いた枯れ枝みたいな指に頬をなでられる気持ち悪さ。
すぐにそれが離れてホッとする間もなく、わたしのウンチの悪臭が鼻に飛び込んでくる。
反射的に拭き取ろうと腕を動かそうとして、また固められていることに改めて気付かされた。
屈辱感で胸がいっぱいになる。
顔にウンチをなすりつけたヒヒジジイは、またその指をわたしの股間に持って行く。
そして、さっきから片手に隠していた何かを、わたしのお尻の穴に…… 押し込んだ。
さっきよりも荒々しい手つきで、骨張った指が二本、わたしの中へ中へ、奥へ奥へと伸びていくのが感じられる。
込み上げる吐き気が堪えきれないほどになってきた……
でも、ヒヒジジイの指は、今度はやけにあっさり引き抜かれた。
……?
なんだろう。 抜かれたはずなのに、お尻の奥に変な異物感がある。
わたしは慌ててお尻に力を込めようとして……
ヒヒジジイとスーツ男の視線を感じて、グッと我慢する。
だって、そんなことをしたら絶対にウンチも一緒にでちゃうじゃない!
わたしはウンチスタイルのまま、男達を睨み付ける。
一体何を入れられてしまったんだろう……
そんなことを考えたとき、わたしのお腹から盛大にグルグルという男が鳴り響き始めた。
7へつづく
ケータイ版7へ
※エロモード全開デス(笑)
※主人公は今のところ崩壊せずに頑張ってます。
※やっぱりこんなヒヒジジイにこんなことされたらおぞましさしか感じないよネ(^^;