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 オブジェなドール

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小説・沢口探偵事務所1

小説・沢口探偵事務所1

こじんまりとした、いかにも雑居ビルという感じの一室。
隣の部屋は応接セットなんかもあるけど、はっきり言ってあんまり使われているのを見たことがない。
しかもここの主は掃除も洗濯も大嫌い、っていうか家事一切やる気ないヤツだから、たまにわたしがなんとかしてやんないと、大変なことになってしまう。
……3日前も掃除してやったばっかりなのに、さっき見たらもうゴミ溜めみたいになってるし。
こんなんじゃ、ただでさえ来ないお客さんが今よりも来なくなっちゃうよ、と深く溜息をつきながら、目の前に立っている男、沢口新三郎を睨み付けてやった。

≪オブジェなドールもくじ≫
≪ケータイ用オブドルもくじ≫

* * *

カーテンを閉め切った薄暗い部屋を、ボンヤリ灯った蝋燭が照らし出す。
蝋が溶けて流れるたんびに身をよじろうとして、でも出来なくって奥歯を噛みしめる。
「……っ!」
皮の拘束具で戒められ、仰向けに寝ころばされているわたしが沢口新三郎を睨み付けてやると、ヤツはやたらと楽しそうに普段は精悍な顔つきを崩して、手に持った蝋燭をさらに傾けてきた。

わたしが必死に耐えていると、なんだか苦痛が引いていって、ただ暖かさだけが残って、いつの間にか優しく新三郎に撫でられている気分になってくる。
最初はおへその周りだったのに、だんだん蝋がわたしのおっぱいの上に垂らされるようになってきて、熱さがそうとうキツくなってくる。
でも、新三郎も手慣れたもので、垂らす高さやタイミングを調整してそれほど熱くないように配慮してくれてるし、わたしも慣らされてるから叫び出すほど熱いとは思わなくなってたりしてるし……

時間が経つにつれて、おっぱいが蝋に覆われて、赤くなっていく。
そのうちおっぱいとお腹が蝋でガビガビになった頃、新三郎は使い込まれた鞭を持ってきて、わたしにくっついた蝋を叩き払い始めた。

「……ンッ! ……いッ!」
シュッ、ビシッとわたしの柔肌に鞭が当たって、その度に赤い蝋のかたまりが弾け飛ぶ。
当然わたしは痛いけど、新三郎の鞭は痛さよりも音の方が優先とかで、聞こえてくる打擲音ほど痛くは感じない。 ……これも慣れなのかもしれないけどね。
そんなことより、普段コイツがしないようなマジメな顔で鞭を振っているのを見ているだけで、ちょっと幸せな感じがしちゃうのはどうなのよとか思わないでもないかも。
……かっこいい、とかチラッと思った自分がイヤになっちゃうわ。
あーもう! なんか悔しいけど、いつものことだし悔しがるだけムダだっていうのがわかってるから、もうあきらめの境地でわたしは痛がっているフリだけはしてあげることにする。

……やっぱり悔しいから新三郎を睨み付け続けてはいたけどね♪

* * *

「ねぇ、せめて駅前でビラ配りするのくらい手伝いなさいよ!」
「やだ、めんどい」

そう言ったが早いか、そいつは普段のやる気なさそーな雰囲気が嘘のように、机の上に乗せていた足をパッと下ろすと、イスから飛び降り身を翻し、わたしの脇を駆け抜けて部屋から飛び出した。
すれ違いざまにわたしの高等部の制服のスカートをパッとめくって、わたしを動揺させたりなんかするもんだから、追いかけるヒマもない。
「あ〜、もうっ! 待ちなさいっ!」
もちろん待つわけもなくって、とっとと沢口新三郎はカバン一つ持たずに走っていく。
「もうっ! 逃げ足だけは早いんだからっ!」
事務所部屋の窓から下を見ると、午後の日差しの中を新三郎が繁華街の方に向かって走っていくのが見えた。

* * *

わたしがこの小汚いビルに入り浸るようになって結構経つけど、3階にあるちっちゃい探偵事務所に依頼が来たのはほとんど見たことがない。
アイツはたまに何日も突然姿を消すときがあるけど、いつもあんな調子のヤツだから、いったい何をやってるんだか……
「ハァ……」
溜息を漏らしながら、わたしはさっきまでアイツがふんぞり返っていたイスに腰掛けて、机にヒジをつく。
ああ、もう。 ホントに小汚い部屋だなぁ……
「……いい加減にしてよねっ!」
って呟いてもアイツが戻ってくるわけでもなし。
ああ、もう!
とりあえず掃除しないと精神衛生上良くないわ!

* * *

沢口新三郎は、がっちりした体格や精悍な顔つきと違って、昔っからあんな感じの飄々とした雰囲気を持つ男の子だった。
わたしより歳は3つ上の、近所のお兄ちゃん、って言う感じの人だったんだけど、何て言うかわたしが世話を焼いてやらないと、関心がないことは全然やんないから、いつもいつもわたしがくっついて歩いてたら、いつの間にか周りから……

め、迷惑な話だと思うでしょっ!?
わたしは新三郎の世話をするために生まれてきたんじゃないってゆーのよっ!

って友達や家族にいつも言ってたんだけど、なんか微笑ましい顔で見られたあげく、しっかりね、とか言われたりして……

アイツが探偵をやるとかとんでもないことを言い出して、さらに今年になって急に独立するとか言い出して事務所を開いたときも、なんか当然のようにわたしがこの事務所の雑用担当になってるわけで……
……ああ、何て理不尽なのかしら。 新三郎が帰ってきたらいつもとは逆にわたしが鞭でも打ってやろうかしらねっ!

* * *

わたしが鼻歌を歌いながら掃除機をかけていると、急に電話が鳴り始めた。
ちょっとだけ…… ちょっとだけ! びっくりして軽く飛び上がる。
「って電話は急に鳴り始めるもんだけどね」
ああ、いけない。 そんなことを言ってる場合じゃなくって。
わたしは慌てて受話器を取ると、よそ行きの声で話し始めた。
……それにしてもこだわりとか何とか言ってたけど、今の時代で黒電話はないでしょ。 改造してあって留守電とかは付いてるからいいけどさぁ。

「ハイ、沢口探偵事務所でございます♪」
可愛く可愛く明るく明るく、好印象でお客を掴めっ!
「トクダワラコウエン、ニジュウジ」 ガチャッ! ツー……ツー……

「……はい? もしもし? もしもーしっ!」
なんだろ、これ。
機械みたいな音声が、意味不明なことを言ってすぐに切れてしまった。
はっきり言ってわけわかんない。
なんか小説とかドラマとかみたいだ。 しかも超使い古されたパターンとして。

慌てて新三郎の携帯に電話を入れ…… ると机の中からやたら明るい萌えソングが流れてくる。

「……あのバカっ! ケータイは携帯しなくちゃ意味ないでしょーがっ!」
ああ、どうしよう。 新三郎が帰るまで待つか、それとも探しに行こうか……
……でもさ、やっぱりこういうのってワクワクしない?
電子音声で場所指定! 時間指定! 怪しい臭いがプンプンしてる!

「よしっ! あのバカにはメモでも残しておけばいいでしょ。 行ってみようっ♪」
掃除機をしまって、奥の部屋から新三郎から以前もらった道具が入ったバッグを持ってきたわたしは、トクダワラ公園を探すべくパソコンに電源を入れた。

2へつづく
ケータイ版2へ

※久々に新シリーズを始めてみます。
※続きは来年になっちゃうと思いますけど(^^ゞ
※ほのぼのダークにいきます。

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