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家具化小説・チェア6

家具化小説・チェア6

オレの目の前に、新しいリアルドールがいる。
身長は160センチくらいだろうか? 膝立ちをしながら、美しい身体の曲線を惜しげもなくさらけだしていた。
さっき彼女が部屋に入ってきたときに見た感じでは、『スピーカー』によく似た顔をしていたが、もちろん姉妹というわけではないだろう。
……シリコンみたいなリアルドール・マスクの内側の顔は、もちろん確認出来ないのだから。 今は背中を向けている、そのマスクの裏側の顔は、一体どんな表情をしているのだろうか。
気にはなるが、オレがそれを見る機会は今後得られないのかもしれない。
なぜなら、今のオレも彼女と同じ、リアルドールに過ぎないのだから。

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* * *

彼女の役割は、一目見ればすぐにわかった。
膝立ちで背を向ける、彼女の身体の織りなすライン…… 細い首から肩、背中、腰、そして丸みを帯びたお尻まで続くシルエットはとても美しかったが、しかし一切の起伏を消された背中の表面部分をコーティングする鏡面塗装は、やはりどう見ても異質な感じを拭えない。

「どうかな? 『鏡』に映った自分の姿は。 可愛いだろう?」
彼が上半身だけを起こしたオレの背後から話しかけてきた。

ああ、確かにこいつの言うとおり、可愛いと思う。
さっきまでのマネキン人形状態では気味が悪いだけだったが、その上からさらにリアルドールスーツとマスクを被せられたオレの姿は、どこからどう見ても少女人形だ。
身長はどうしても周りのリアルドールより高いし、多少は太めではあるものの、こうして『鏡』で見る限りでは、予備知識がなければこの人形の中に男が入っているなんて誰にも想像出来ないに違いない。

……顔はちょっとだけお姉さん風だが、僅かに開いた口から覗く白い歯が可愛らしく、大きめの目も男受けが良さそうだ。 長い髪はポニーテールにされていて、なんとなく活動的なイメージだが、自分からピクリとも身体を動かせない人形に活動的もなにもあったものじゃない、と封印されたマスクの中の顔で苦笑してしまった。

全裸の乳房は大きめで、乳輪も大きめだ。
……正直、あまり好みじゃない。 だが、オレの好みなんて今の状況ではなんの意味も持たなかった。
『鏡』が僅かに動いてオレのアソコが映し出される。
そこには、オレのチンコの痕跡さえも残さずに、なんだかぷっくらとした恥丘とやけに清楚なスジが一本入っていた。

「……!」
何だか見ていると、オレの方が恥ずかしくなってきてしまう。
別にオレの全裸を見られているわけでもないのにな。

* * *

それにしても……
いきなりこんな目に遭わされたのに、やけに冷静な自分に驚く。
まぁ、なんだ。
正直、リアルドールの中に入ってみたいって願望がなかったかと言われれば嘘になるからな。
ある意味何だかやたら恥ずかしいが、それよりも興奮度の方が勝っている感じがする。
しかし、彼は仕事と言っていたが、このドールに入ってボーっとしているのが仕事になるんだろうか?

「うんうん、君の気持ちは手に取るようにわかるよ。 わたしも初めて自分用のドールに入ったときは、相当興奮したからね…… それじゃ、とりあえずこの部屋に明日の朝まで放置でもしてあげようかな? 今後のことは外に出してあげるときに聞くから、それまでよく考えておいて欲しい。 とりあえず『奈美』に世話をさせるから、のどが渇いたり、刺激が欲しくなったりしたら遠慮なく言ってくれ」

マスクの内側で猿轡を噛まされて喋ることも出来ないオレには、「ちょっと待って下さい」と言うことも出来ず、ただその場で、ただ壁に上半身をもたれかけたポーズで、彼と、そして案内役をしてくれたリアルドール、そして『鏡』が退室していくのを見守ることしか出来なかった。

* * *

『スピーカー』の口から聞き慣れた歌手の声が流れている。
やっぱり幼い容姿の少女の人形の口から力強いシャウトが聞こえてくることに対する違和感はあったが、それよりも一切身動きの出来ない時間がオレに与え始めた苦痛の方が気になっている。
目の前の『スピーカー』は、たまに身じろぎをしたり足を伸ばすポーズをしたりして案外自由そうなのに、リアルドールの持ち主になるかもしれないオレの方が自由を奪われて壁の花状態だ。
まぁ、ここで働かないと手に入れられないし、今のところ欲しいのはイスの『奈美』なんだけどな。

それにしても、やっぱりドールの中は暑い。
予想よりはマシだったが、じわじわと汗が身体から湧いてくるのがわかったくらいだ。
だが、汗が肌を伝う不快感から逃れようと手で拭おうとしても、当然身動きの出来ないオレにはそんなことは出来ないし、もし手が自由でも二重のドールスーツの内側に封印されたオレの身体を拭うのは容易ではないだろう。
ただ、頭でわかっていても、反射的に汗を拭き取ろうという動作をしてしまうのは仕方のないところだ。
その度に、身動きの出来ない頼りなさと無力感を覚えて、オレは何度も何度もうなだれることになった。
もちろん首も動かせないから、実際にはピクリともしていないんだが。
オレはただただ、暑さに耐えながら固いプラスチックの感触に包まれ、同じポーズをとり続けることしか出来ない。

そんなことを考えていると、オレの薄く開いたリアルドールマスクの口に、哺乳瓶のようなものが差し込まれてきた。
ゆっくりと、その中から冷たい水が染み出してくる。
視界には、『奈美』の顔がいっぱいに広がり、その相変わらずの儚げな笑顔に、オレはなんだか彼女を強く抱きしめたい衝動に駆られた。
……腕一本動かせない状況が、恨めしかった。

7へつづく
ケータイ版7へ

※キリがいいので今回はここまでで……

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