無料
エロ
動画

 オブジェなドール

石膏包帯拘束・マミーイング緊縛・オブジェ化・人形化・家畜化・家具化などにこだわったサイト(20歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい)

人形化小説・マネキン34

人形化小説・マネキン34

身動きが出来ないことが、これほど怖いって思ったのは初めてかもしれない。
意思表示が出来ないことが、これほど理不尽だと思ったのも初めてだと思う。
冷め切った視線で見下ろされながら、わたしはただただ野上さんの次の言葉を待つことしかできない。

1へ戻る
ケータイ版1へ戻る

* * *

……その視線を感じていると、唐突に妙なことを思い出した。
と言ってもそんなに大したことじゃないし、誰でもやっていることだと思う。

まだ実家で学生をしてた頃のことだけど、いらなくなった洋服や、タンスの片隅に埋もれていた小物なんかを、わたしはフリーマーケットで売ったりしてお小遣いの足しにしていたことがあった。
すごく気に入って買った物でも、やっぱり時間が過ぎると飽きてしまうし、物を売るって言う行為自体が面白かったって言うのもあるし。
買ってもらった人に喜んでもらったりしたときは、すごく嬉しかったし、わざわざ部屋をひっくり返して売り物を探したりもしたっけ。
そう言えば、子供の頃に大事にしてたぬいぐるみも売っちゃったんだよね……

なんでこんなこと、急に思い出したんだろう。
野上さんの視線を感じていたら、何故だか急にそんなことを思い出してしまった。
なんでこんなことを……

* * *

「あのね〜、あたし貯金とかしないタイプなんだよね、お給料入ったらパーって使っちゃうからさ。 うん、わかってるわかってる、それはアンタには関係ないよね。 でもさ、来月からあたしが家賃も払えなくなっちゃったのってアンタのせいじゃない? だからさ、その責任は取って欲しいわけよ♪」

……つまり、わたしのせいでクビになったからお金をよこせって言うこと?
なんだかひどく幻滅してしまった。
確かにわたしのせいでそんなことになったのかもしれないけど、身体を勝手に改造されたり、今みたいにオモチャにされたり、そのあげくに結局就職も出来なかったり、ハッキリ言ってわたしだって被害者だと思う。
それなのに、なんでわたし一人だけが悪いみたいなことを言われて、野上さんの生活費の面倒まで見なきゃいけないんだろう。
自分勝手に理不尽なことを言ってお金を巻き上げようとする詐欺師を連想してしまって、わたしは、蔑むような目で野上さんを見上げた。

「あ〜、その目って気に入らないかも〜。 あのさ、勘違いしてるみたいだから言っておくけど、別にアンタをペテンにかけたり脅迫したりしようとかって思ってるわけじゃないよ? あたしがするのはね、ん〜、商売?」

……『商売』なんて言い方を取り繕ったって、『このリアルドールから外に出してやるから代金払いなさい』とか、そういうことなんじゃないの? ただ言い方変えてるだけで、詐欺で脅迫じゃないのっ!

「ん〜、あたしの知り合いにね〜、リアルドールのコレクターがいるのよ。 アハハ、変なヤツだよね〜! 結構大きい家に住んでるのにさ、もうそこらへんじゅうにリアルドールが飾ってあるんだよ、そいつんちって。 なんかパッと見だと気味悪いくらいだし!」

そのとき、ふと底冷えのするような野上さんの視線を感じた。
わたしは背筋に冷たい汗が流れるのを感じる。
この野上さんの視線って、もしかしたら……
あのぬいぐるみを売ろうと決めたときのわたしの目って、あのぬいぐるみから見たら、もしかしてこの野上さんの視線に似ていたと感じたかもしれない……

「かなりイケメンだし金持ちなのにさ、あの趣味のせいで稼いでも稼いでもすぐお金がなくなるっていつも泣き笑いしてるんだよね〜、アハハ♪ ってゆーことで、もうわかったかな〜?」

正面の鏡には、あどけなく微笑みながら、身体にピッタリと張り付くキャミソールを着たリアルドールが座っている。
まるで自分の先行きなんて、なんの不安もないみたいに穏やかな表情をしていた。

「はい、そんじゃ発表しま〜すっ♪ ってゆーことで、そいつんとこにアンタ売ることにしたから〜〜っ♪ アンタの今のドールスーツは名取さんとわたしが極秘で作ってたヤツだからさ、そんなのがあるって誰も知らないんだ〜。 だから返さなくてもいいしっ! それあんたにあげるからね♪ わたしは売った報酬もらえるし、そのイケメンも激レアな生きてるリアルドールが手に入るし、アンタはそのスーツもらえるし、誰も損しないってすごくない?」

う、売られる!? そんなバカなことって……
こんなスーツなんてわたしはいらないっ! いらないから、わたしのせいでクビになっちゃったって言うんなら他のことならなんでもするから、お金もあげるから、助けて、お願いだからっ!

「あ、心配しないでもアンタが意識ないときにね、ちゃんと身体拭いたり歯を磨いたりオムツ替えたり、栄養剤注射したりしてあげるから〜♪ アンタはなんにもしないでその中でエッチなこと考えて感じてればいいだけだよ〜♪ なんにもしないでいいなんて、羨ましいね〜♪」

その言葉と一緒にローターのスイッチが入った。
しかもいきなり最強で……
わたしはショックで呆然としているところに不意打ちをされて、いきなりイかされた。

* * *

……あん、ん、ああああああああああっ!
汗や愛液を吹き出しながら、身悶えも出来ずに声にならない声をあげるわたしの身体が、野上さんによってポーズを変えられていく。
わたしは抵抗することも出来ずに、乳首とアソコがヒリヒリと痛むのを感じながら、快感の波に飲まれていた。
わたしの意志とは関係なく、ヒザを曲げられ手を動かされ、腰を曲げられていく。
透明のガラスの瞳越しに見えるのは、鏡に映った恥ずかしいポーズの少女の姿だけだ。
体育座りみたいに膝を立てて足の裏を地面に付けている。
体育座りと違うのは、自分の手をヒザの裏に入れて、股を大きく広げていることだろう。
麻生さんの部屋のアダルトビデオで見た、M字開脚っていうポーズだ。
微笑みながら、自分で自分の股を大きく開いてアソコを見せつけるみたいにしている少女人形。
見ているこちらが恥ずかしくなりそうだ。
……中身はわたしなんだから、客観的に言うのはおかしいんだけど、まるで自分のことっていう実感が湧かない。
リアルドールの中では、わたしが全裸で同じポーズを取らされているのにね……

* * *

M字開脚のわたしの後ろから、野上さんに抱きかかえられた。
鏡には、まるで小さい子がおしっこをさせてもらっているみたいな体勢のリアルドールと野上さんが映っている。
「はい、しーしー♪ あはは、アンタ中等部出た子がする格好じゃないよ、こんなの♪ はっずかし〜っ!」

リアルドールの中で、ローターに責められっぱなしのわたしの耳もとのスピーカーに、そんな声が聞こえてきた。
いい加減朦朧としてきたわたしの意識は、その羞恥心をあおるセリフに刺激されて、一気に覚醒する。
……というか、中等部出たばっかりの娘、っていう設定にされたのは、野上さんの中ではまだ生きてるらしい。
そんな現実逃避じみたことを考えていると、わたしを抱えた野上さんは、少しよろよろとしながら移動して、ゆっくりとそのポーズのまま下に降ろされた。
少し下ろされ始めたところで、わたしの視界に木の壁のようなものが入ってくる。
それは下までずっと続いていて、下の方は薄暗くなっていた。
たぶん、横にも後ろにも同じような木の壁があって、囲まれているんだろう。

「はい、とうちゃく〜♪ あとはその箱にフタを付けて釘を打っちゃえば出荷準備完了って感じ〜?」
やたらとハイテンションな野上さんの声がひどく耳障りだったけど、わたしはどうすることも出来ずに、乳首とクリトリスで蠢くローターの刺激を感じているだけだった。

「アハハ、なんかそうやってるとホントにお人形って感じだよね〜。 ま、アンタは納得いってないかもしんないけどさ〜、これも運命だと思ってあたしの生活費のために頑張ってちょうだいね♪ それじゃバイバイっ♪」
その声と共に蓋が閉められて、暗闇の中で釘を打ち付ける重い音に脅えながら、わたしは背筋を駆け上る快感に身悶えている……

* * *

台車に乗せられて、移動して、車に積み込まれた。
多分、野上さんがわざとそうしているんだと思うけど、マイクのスイッチが入っているみたいで、外の音が鮮明にスピーカーから聞こえてくる。
「はい、車に到着〜。 これからアンタの人生最後のドライブだよ〜♪ 楽しんでね〜♪」
実況しながら、わたしを絶望に追い込もうとしているみたいだ。
さっきからわざわざ人生最後、なんてなんども言われてしまって、わたしは身体中から体液をまき散らしながら、哀しくて、悔しくて、涙で顔中をベトベトにしていた。

何分走っていたのかはよくわからないけど、車が止まった。
「着いたよ〜♪ いつ来てもホント立派なおうちだね〜、ここは。 今日からこの家の中だけがアンタの全てになるんだよ〜♪ アハハ、なんかカワイソー♪ ……あ、来た来たっ♪ おーい、荷下ろし手伝って〜っ!」
……?
誰かが騒音を聞きつけて、家から出てきたみたいだ。
マイクから聞こえる音だけだとどんな人だかはわからないけど、野上さんはやたらと親しげな感じで話しているみたいだ。
声からすると、女性……?

車から降ろされて、地面に置かれた。
釘が抜かれる音がして、フタが取られる。

っていうか、ちょっと待って。
さっきからマイクを通して聞こえるこの声、この声っ!

わたしは箱の中から野上さんともう一人の女性によって持ち上げられると、ゆっくりと恥ずかしいM字開脚のまま地面に下ろされた。
ようやく止めてもらえたローターが刺激していた場所がヒリヒリと痛んだけど、そんなことよりもわたしはもう一人の女性が本当に彼女なのか確かめたくて確かめたくて、思い切り期待に満ちた目で目の前の ……メイド服姿の女性を見上げた。

彼女はゆっくりしゃがんで、その可愛い顔をわたしの目線に合わせると、いつもどおりのニッコリとした微笑みを浮かべながら、わたしに向かってこう言ってくれた。

「こんにちはっ! わたしはこの家のメイド兼あなたのメンテ役で雇われた、麻生ですっ♪ 今日からまたよろしくねっ!」

35へつづく
ケータイ版35へ

※麻生さん再登場♪
※さてさて、麻生さんを雇ったこの屋敷の主は…… 最初から読んでいる方でしたらわかりますよね(笑)
※多分次回で最終回です。
※これでトータル98話めっ!

コメント
感想

HN微妙に変えて逝きます。社っ長さんなのか、あの人なのか?最終話でエロコス出せそうじゃないですか?

>エセ関西マニアさま
ハンドル、マニアに変更されたんですね〜(笑)

最終話ではいろいろ遊んでみようかと思ってます♪
5ヵ月書いたお話の集大成ですもん、やれることはいろいろやってみたいかな、なんて(^^)

あと1話って寂しいですね〜
気が早いですが次なるマネキンシリーズ、期待してますよっ

>Titaniumさま
そうですネ、連載物を書き終わるときはいつもちょっぴり寂しいですけど、終わらないで放置しちゃうよりはきちんと終わらせてあげた方がいいですから、ラストも頑張ります(^^)

次のマネキンものは連載でなくて単発で書くかもですネ。

『デブオタ…… 修正…… 素適なご主人様』(笑) のお話の続編も気になってますし、結局書いていない家具化メインのお話も書きたいですし。 なに書こうかなぁ……

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

close